フリマ出品と買取業者の違いとは?それぞれのメリット・デメリットを解説
公開日:2023/02/15 最終更新日:2023/02/14
着なくなった服や、読まなくなった本など「捨てるのはもったいない」と感じるときありますよね。そのとき、フリマアプリで売るか、買取に出すか迷う人もいるでしょう。というわけで今回はフリマ出品と買取の違いを解説します。フリマと買取はモノが売れる点は同じですが、それぞれメリット・デメリットがあるため、確認していきましょう。
フリマ出品を利用するメリット・デメリット
フリマ出品とはフリマアプリを活用した方法で、誰もが手軽にはじめられます。ここからはこのようなフリマ出品のメリット・デメリットを解説します。
メリット
ここからはフリマ出品のメリットについて紹介します。
・誰でも利用できる
フリマ出品の一つ目のメリットは誰でも利用できるところです。フリマ出品は、アプリを使えば誰でも簡単に始めることができるので、店舗を構えたり、人を雇ったりする必要が一切ありません。また出品方法もWeb上で完結しているため、無駄なコストがかからないところも魅力の一つです。
・料金設定が自由
フリマ出品2つ目のメリットは、料金設定が自由である点です。フリマでは自分の思った価格を設定できるため、自分が思っているよりも商品が安く売れてしまったなんてことがありません。ただ、あまりにも相場から外れたような値段設定にしてしまうと、商品が売れないこともあるので、相場は考慮した値段設定にしましょう。
・中古品も出品可能
フリマ出品3つ目のメリットは、中古品も販売可能である点です。ネット出品は自身のブランドの服や、サービスなどを売りにだすためほとんどの商品が新品ですが、フリマでは中古商品も出品できます。
フリマアプリでは、自分が使わなくなった服や電子機器、読まなくなった本や漫画などが多く出品されているのを見たことがありますよね。あのような形で中古品も売りに出すことができるのです。
・匿名での取引
フリマ出品4つ目のメリットは、匿名での取引ができることです。フリマアプリは基本的に1対1のやりとりとなりますが、その際自分の顔などを晒す必要はありません。基本的にはチャットのやりとりで商品購入の提案から、手続き、商品発送の連絡などを行います。電話やZoomなども利用しないため、身バレすることがなく、安心して取引が可能です。
デメリット
フリマアプリにはメリットも多いですが、反対にデメリットもいくつかあります。ここではフリマアプリのデメリットを2つ紹介します。
・売り手にファンが付かない
ネット出品と違うのは、売り手にファンが付かないことです。ネット出品では自分のブランドの商品を売りに出すため「商品を作っている人」にファンがつきます。
しかし、フリマは商品を売っている人に価値はなく、あくまで「安く買えること」が先行します。そのため、ネット出品では「この人が作っている商品なら買う!」という人がいますが、フリマでは値段の安さや、品質のよさに買い手がつくことになります。
・手数料
手数料が高いこともフリマ出品のデメリットです。たとえばメルカリの場合は、販売手数料が10%かかります。また出金する際にも200円かかるサービスが多くなっています。
買取業者を利用するメリット・デメリット
ここまではフリマ出品のメリット・デメリットについて解説しました!ここからは買取業者のメリット・デメリットについて解説します。
メリット
ここでは買取業者を利用するメリットを紹介します。
・安心して売却できる
買取業者を利用する一つ目のメリットは安心して売却できることです。フリマ出品では、人と人の取引になるため「買い手が思っていた商品と違った」といって、トラブルに発展するケースもあります。しかし買取ではお店と人で取引を行うため、不備があった場合にはお店側の責任となり、トラブルに発展する可能性が低くなります。
・手間がかからない
買取業者を利用する2つ目のメリットは手間がかからないことです。フリマ出品では、商品の写真撮影から状態の確認、梱包、発送などをすべて自分で行います。しかし買取業者であれば、商品を持ち込むだけで査定し、買い取ってくれるため手間がかかりません。
・即日に現金化できる
買取業者を利用する3つ目のメリットは、即日に現金化できることです。フリマ出品では購入された瞬間に手元に現金化されることはなく、アプリ内の通貨になるか、一時的に保留されることが多いです。しかし買取業者であれば、買い取ってもらったその時に現金を受け取れるため、すぐに手元にお金が欲しいという方にはおすすめです。
デメリット
買取業者のデメリットは、値段は業者次第である点です。フリマアプリでは値段を自分できめられましたが、買取業者での買取では値段は業者次第です。商品の質が悪いと、非常に低い査定金額が付く場合もあります
どちらにしようか迷ったときは
どちらにしようか迷った場合には、一度買取業者に査定してもらうことをおすすめします。そして査定金額次第でフリマ出品の方がよいのか判断するのがよいでしょう。
またどちらが向いているかについては、自分で梱包や発送を行うのが面倒くさいという方は買取業者、できるだけ高く売りたいというかたはフリマ出品がおすすめです。納得のいく売り方ができるとよいですね。
まとめ
今回はフリマ出費と買取の違いについて解説しました。フリマアプリは誰でも利用できるところや、高額取引が可能なところ、反対に買取業者は安心して買取に出せることや、即日に現金化できるところがメリットです。
「買取に何を希望するか」によってどちらを利用するかは変わってくるでしょう。自分は買取に何を求めるのかを考えたうえでフリマアプリか買取業者かを選びましょう。